敷金は返金される!?1円でも多く取り戻すためのポイント

契約書に不法な内容がないか確認

賃貸物件を利用するときには必ず契約を結びます。宅建資格を持つ不動産業者が内容を読んでくれるので、不明点があるならその時に確認し、内容に納得すればサインをして契約締結となります。これまで何度か賃貸を利用してきて、退去時に敷金の返金額に不満を持つ経験があるなら契約時にきちんとチェックするようにしましょう。契約書にはいろいろな内容が書かれていて、退去時にどんな費用が必要になるかなどが書かれているときもあります。もし壁紙の交換や畳の交換費用を敷金から差し引くなどと書かれていればこれは法律違反になる可能性があり問題のある契約書となります。契約書のサインをする前に問題のある部分を修正してもらえば、将来返金される敷金を多くできるでしょう。

入居時に気になる傷の写真を撮影

賃貸物件の中には新築もあり、その時には事前に誰も住んでいません。ただ現実には賃貸物件の多くは誰かが以前使っていたものになり、修繕や掃除などは行われているものの傷や汚れが残っているときもあります。新築でない賃貸物件を利用しようと考えるなら、入居時において気になる傷や汚れの部分の写真を撮影して残しておきましょう。退去時には原状回復が必要で、入居者が故意や不注意でつけた傷などは修繕しなければいけません。しかし入居前からついている傷などは修繕する必要はなく当然費用負担する必要もありません。退去時に傷の修繕費用を請求されてもそれがいつついたのかがわからなければ負担せざるを得ませんが、入居前からついている証拠を見せれば負担を免れるでしょう。